【妊娠初期】妊娠1カ月(0週、1週、2週、3週)の症状は?つわりは始まる?

妊娠初期の女性

妊娠から出産するまで、一般的に280日(9カ月)かかるといわれています。この長い妊娠期間のはじめの一歩、「妊娠1カ月」とはどういう時期なのでしょうか。

妊娠1カ月ってどんな時期?

楽しみな女性

妊娠1カ月は妊娠0~3週までのことをいい、妊娠超初期と呼ばれることもあります。なかなかこの時期に自身の妊娠に気が付く方も少ないため、「妊娠1カ月」とはあまり聞きなれない言葉ですよね。妊娠は生理が遅れるなど、体調の変化が現れたときに気が付くことが多く、その時期にはもう妊娠2カ月に突入しています。
では、超初期の妊娠1カ月を細かくみてみましょう。

【妊娠0週目】

妊娠0週とは妊娠前の最終月経の初日をさします。性交を行い受精した日ではありません。そのため妊娠0週とは月経中の、妊娠していない状態から数えることになります。月経のある女性は毎月、妊娠0週を繰り返していることになるんですね。

【妊娠1週目】

妊娠1週目は月経が終わり、卵胞ホルモンの分泌が盛んな時期です。まだ妊娠は成立していません。低体温期を経て排卵日に向け、新しい卵子が作られています。

排卵日の1~2日前に性交すると妊娠率が高くなるといわれていますので、妊娠を計画している場合はこの時期にタイミングを取ると良いでしょう。

【妊娠2週目】

妊娠2週目は排卵日にあたる時期です。排卵された卵子は卵管へ移動し、精子を待ちます。卵子の寿命はおよそ24時間。この間に精子と出会い受精できれば、受精卵となります。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら子宮を目指し、やがて着床します。受精し着床するまでは約1週間といわれているので、妊娠2週目は妊娠成立に向けて動き出す期間になります。
ちなみに、赤ちゃんの性別は受精したときすでに決まっていて、変わることはありません。

【妊娠3週目】

妊娠3週目は受精卵が子宮内膜表面に着床し、やっと「妊娠」と呼ばれる状態になります。しかし、妊娠検査薬が陽性を示すにはまだ早い時期。妊娠すると「hCG」というホルモンが多く分泌され、妊娠検査薬は尿中のhCGホルモンの量によって妊娠を判定します。妊娠3週目はまだhCGホルモンの分泌が少なく、妊娠検査薬では正確に妊娠判定ができません。


また、受精卵がうまく着床できなかったり、着床後すぐ流産したとき、月経と似たような出血があるだけで、ほとんどは自覚症状がない場合が多いです。そのため、自分が妊娠していたことに気が付かない方もいます。
子宮内に赤ちゃんの部屋「胎嚢」が確認できるまでに起こる早期流産のことを「化学流産」といいます。

妊娠1カ月で感じる身体の変化は

妊娠の初期症状

妊娠1カ月はあまり妊娠に気が付かない方が多いと書きましたが、妊娠3週目ごろからは徐々に体調の変化が現れることがあります。ここでは、妊娠1カ月で感じやすい体調の変化をまとめました。
これらの症状には個人差があり、妊娠すると必ず起きるものではありません。

着床出血

受精卵が着床すると、「月経様(げっけいよう)出血」と呼ばれる着床出血が起こる場合があります。妊娠3週目ごろに起こることが多く、おりものくらいの少量の出血をします。出血の原因の一つとして、着床する際に子宮内膜が傷つくためといわれています。

身体のだるさ

妊娠超初期は微熱、頭痛、眠気などの身体のだるさを感じることがあります。これらは妊娠によりホルモンのバランスが崩れたことが原因のようです。イライラや不快な症状は月経前症候群(PMS)と似ているので、妊娠の初期症状と気が付かないことも多いです。

肌荒れ

妊娠初期は肌荒れに悩む方も多くいます。この時期の肌荒れも、ホルモンバランスの乱れが原因の一つ。妊娠中は「プロゲステロン(黄体ホルモン)」というホルモンが多く分泌されます。プロゲステロンには肌の皮脂分泌を促す働きがあり、そのため肌荒れやニキビなどができやすくなるのです。

胸の張り

月経前に胸の張りを感じることがあると思いますが、妊娠1カ月でも同じように胸の張りを感じることがあります。こちらも「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が多く分泌されることに関係があります。プロゲステロンには血管拡張作用や、乳腺の発達を促す作用もあるため、母乳の準備として胸が張るようです。

下腹部痛

妊娠3週ごろ、下腹部に生理痛と似たような痛みを感じることがあります。これは受精卵が着床した際の痛みといわれていますが、子宮内の痛みなのか、他の臓器の痛みなのか判断がつきにくく、医学的根拠は示されていません。しかし、妊娠した多くの方が感じている症状で、「着床痛」ともいわれています。

つわりはあるの?

つわりの時期や程度には大きく個人差がありますが、妊娠1カ月は半分以上が妊娠していない状態なので、つわりを感じる方は少ないでしょう。ただ、早い方だと妊娠1カ月の終わりころからつわりが始まるようです。まだ妊娠検査薬も反応しないこの時期の吐き気で、市販の風邪薬などを気軽に飲まないように気を付けましょう。

妊娠1カ月に気を付けること

飲酒と喫煙

妊娠1カ月は受精卵が着床し、妊娠が始まる大切な時期です。妊娠に気が付かないからといって、いつも通り生活していると赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。

たばこやアルコールに注意

妊娠中に控えたいのがたばことアルコールです。 妊娠中にたばこを吸うと血管収縮作用により、胎児の子宮内発達遅延が起きるとされています。また、喫煙している妊婦はたばこを吸わない妊婦より1.5倍ほど自然流産しやすくなるという統計も出ています。妊娠1カ月はまだ胎盤ができていない時期ですが、妊娠を考えた時点から赤ちゃんのために禁煙することをおすすめします。


妊婦さんが飲酒をすると、血液を通して赤ちゃんにもアルコールが運ばれ「胎児性アルコール症候群」を引き起こす可能性があります。1日のアルコール摂取量が15ml未満なら胎児への影響は少ないとされていますが、全く影響がないという量は確立されていません。これから先赤ちゃんの器官形成の大切な時期にさしかかるので、飲酒も控えた方がよいでしょう。

薬の服薬

妊娠1カ月は、ママが飲んだ薬によって赤ちゃんに影響を及ぼすことはほぼないといわれています。ただし、飲んだ薬の種類により、知らないうちに流産してしまう可能性もあります。影響が少ないとはいえ、妊娠を考えたときから、気軽に薬を服薬するのは控えたいですね。どうしても薬が必要な場合は医師に相談し、妊娠したい・妊娠しているかもしれない旨を伝えて処方してもらいましょう。

感染症に注意

妊娠中に気を付けたいのが感染症です。特に妊娠初期に風疹に感染すると、赤ちゃんに先天性の障害が残る可能性があります。他にも麻しんや梅毒など、母子感染すると流産や早産、先天性障害を残すかもしれない感染症があります。妊娠が判明すると、風疹や麻しんなどの予防接種は受けられなくなります。妊娠前から感染症への理解を深め、必要なら予防接種を受ける、妊娠後は感染症予防に努めることが大切です。

葉酸をとろう

厚生労働省は妊娠の1カ月以上前からの葉酸摂取を推奨しています。妊婦が葉酸を摂取することにより、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを低減できることが確認されているからです。
妊娠1カ月から葉酸を摂取しても効果があるといわれていますが、上記でも述べた通り、自身で妊娠1カ月に気が付くことはとても難しいです。葉酸は妊婦以外でもとりたい大切な栄養素。妊活を始めたときから、積極的に葉酸をとるようにしましょう。また食事で必要量を摂取するのが大変なら、お手軽な葉酸サプリがおすすめです。

おわりに

妊娠1カ月の半分は、まだ妊娠が成立していない時期のことなんですね!筆者も突然のつわりで妊娠に気が付いたのが、妊娠2カ月を過ぎたころでした。妊娠を考えている方は妊娠0週から、赤ちゃんを思って、健康な生活を心がけたいですね。

葉酸サプリ比較編集部
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