妊活を始めるなら!受けておきたい妊娠前の検査と予防接種まとめ

妊娠したい!と思ったら何をすればいいのでしょうか?

まずは自分の体をきちんと知ることが大切です。自分でも気づかずに病気にかかっていたりすると妊娠しづらかったり、妊娠しても薬などが使えず十分な治療が受けられないケースも。最悪の場合生まれてくる赤ちゃんにも影響がでてしまいます。

そこで、妊活を始めるにあたって受けておきたい検査や予防接種を下記にまとめました。

受けておきたい検査

子宮頸(けい)がん

妊娠前の女性に必ず受けてほしいのが子宮頸(けい)がん検査です。子宮頸(けい)がんはがんの中でも20~30代の女性に限り、死亡率が最も高いとされています。

子宮頸(けい)がんとはウイルスなどの影響により子宮の入り口の「子宮頸部(けいぶ)」にできるがんです。初期には症状がほとんどないため、自覚症状が出るころには病状が進行しているケースが少なくありません。
早期発見すれば比較的治療がしやすいので、定期的に検査する必要があります。ワクチン接種でも予防もできますが、それだけでは完全に防ぐことはできないとされています。

妊娠中に子宮頸(けい)がんが発覚した場合、軽度であれば出産後に治療をおこなうこともできますが、お母さんの治療を優先するため妊娠継続をあきらめなければいけないこともあります。

乳がん

乳がん検診も受けておくべき検査のひとつです。基本的に妊娠の継続・出産や授乳ががんの進行に影響を与えることはありません。しかし検査や治療については赤ちゃんに影響が出るケースもあります。特に妊娠初期に治療を行うと流産や奇形のリスクが高まるとされています。子宮頸(けい)がんと同様に赤ちゃんとお母さんのどちらかの命を選ばなければいけないケースも。そうならないためにもきちんと検査しておきましょう。

乳がんの検査といえばマンモグラフィーが代表的ですが、エコー検査もあります。どちらか一方では発見できないこともあるため、両方受けておけば万全です。

内科検診

婦人科検診のほかに、内科検診も大切です。
会社で毎年健康診断をうけている方は大丈夫なのですが、自営業や主婦の方など定期的に受けていない方は必ず受けるようにしましょう。また再検査などにひっかかっている場合もきちんと対処しておくといいですね。

自治体が行っている健康診断は補助制度がありますが40代以上が対象であることが多いので、妊娠を望む年代からは少しずれてしまいます。その場合自費になってしまいますが、大切な赤ちゃんのためですのでしっかり検査しておきましょう。

ブライダルチェック

ブライダルチェックとは、結婚前の女性を対象にした婦人科検査のこと。将来妊娠、出産を考えているならあらかじめ検査しておきましょう、という趣旨の検査ですね。一般的な婦人科検診よりも妊娠・出産に直結した検査内容となっています。

ブライダルチェックには特に決まりがないので、実施するクリニックによって内容はさまざま。どの項目を検査したいのか自分で選ぶことができますが、子宮や卵巣の状態を観察する内診・超音波検査や、感染症の有無を調べるおりもの検査は受けておくべきでしょう。 同時に通常の健康チェックも行えるので、総合的な検査ができるというメリットがあります。男性向けのブライダルチェックもありますので、ご夫婦一緒に受けることもできます。

歯科検診

忘れがちなのが歯科検診。実は妊娠中は歯のトラブルが起こりやすいって知っていましたか?つわりできちんと歯を磨けなかったり、ホルモンバランスの変化で歯周病菌が増えやすいなど、妊娠中は口内環境が悪くなりがちです。

またレントゲンや痛み止めなどは妊娠中にはなるべく避けたいもの。さらに赤ちゃんが生まれてからはなかなか治療にも行きづらくなるので、妊娠前に検査と治療はすませておきたいですね。

受けておきたい予防接種

風しん

妊娠中に気を付けたいのが風しんです。
妊娠中、お母さんが風しんにかかると赤ちゃんに問題が起こるとされています。特に妊娠初期にかかった場合、「先天性風しん症候群」になる危険性があり、その確率は50%とかなり高くなっています。

主な症状は、

  • 難聴
  • 白内障
  • 心臓構造異常
  • 発達の遅れ

などで、その確率の高さから厚生労働省や各自治体もワクチンの接種を呼び掛けています。

子供のころに予防接種を受けた、という方も多いかと思いますが、昭和54年4月2日~平成2年3月31日生まれの男女は1回のみの摂取となっていて、抗体が作られていないケースもあります(現在は2回実施)。抗体があるかどうかは簡単な血液検査でわかりますので、もしなかった場合は早めに予防接種を受けておきましょう。

水痘(水ぼうそう)

水痘は一般的に水ぼうそうと呼ばれ、水痘帯状疱疹(ほうしん)ウイルスによって起こる感染症です。主に小さな子供に多いですが、妊娠中にかかってしまうと赤ちゃんやお母さん自身にも影響が出てしまいます。

妊娠初期で水ぼうそうにかかった場合、流産のリスクが高くなります。また妊娠13~20週で感染した場合はおなかの赤ちゃんが「先天性水痘症候群」になる恐れがあります。先天性水痘症候群とは精神発達の遅れ、目の網膜や脈絡膜の炎症、肌のひきつれ、手足の形の異常などの症状がみられ、100人に1~2人の割合で胎盤を介して感染するとされています。 妊娠後期で感染すると、お母さんが水痘肺炎という合併症をひきおこしてしまい、重症化するケースも。

さらに出産直前にかかった場合でも、3~4割の割合で赤ちゃんが新生児水痘を発症します。新生児水痘は死亡率約30%という報告もあり危険な病気なので、もしお母さんが水痘にかかったまま出産となった場合は赤ちゃんがうまれてすぐに治療を始めます。

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

おたふくかぜも3~6歳の子供に多い病気ですが、大人でも感染するケースがあり重症化しやすいとされています。初期症状は発熱や倦怠(けんたい)感など一般的な風邪と同じですが、2~3日後に耳たぶの上下が腫れたり痛んだりします。

妊娠初期に感染した場合のリスクとしては流産の危険性が高まるというとが挙げられます。基本的に先天性異常などの影響はないとされていますが、最近では低体重児となる可能性や、心臓や免疫にかかわる病気を発症する可能性も報告されています。

風しんと同じく通常は一度予防接種を受けていれば問題ありませんが、まれに抗体ができていないケースもありますので検査してみると良いでしょう。

麻しん(はしか)

はしかは麻しんウイルスによって起こる病気で、感染症の中でも最も重いもののひとつとされています。こちらも大人が感染すると子どもよりも重症化しやすいという特徴があります。8~18日の潜伏期間のあと、「カタル期」「発疹期」にわかれて違った症状が出てきます。

カタル期
発熱、せき、鼻水、結膜炎。後期になると口内にコプリック斑という白いぶつぶつができる。
発疹期
一度熱が下がり、再度発熱する。それにともない全身に発疹が出る。肺炎や中耳炎など合併症を起こしやすく重症化すると死に至るケースも。

妊娠中の感染については赤ちゃんの早産や流産の危険性があるとされています。
はしかの予防接種では風しんとの混合ワクチンを使うことが多いですが、このワクチンは赤ちゃんへの影響を考えて摂取後2カ月の避妊が必要となっています。ですので妊活を始める方はなるべく早く受けておくといいでしょう。

妊活にはバランスの取れた食事や生活習慣も大切

これらの病気の検査や予防のほかにも、妊活をするにあたって気を付けたいのは食事や生活習慣です。食事は身体を作るものです。まずはなるべく野菜中心のバランスのとれた食事を心がけましょう。
とはいえ忙しい現代人にはどうしても難しい場合もあります。そんなときはサプリで補うのも良いでしょう。当サイトでも妊活向けのサプリをご紹介していますので参考にしてみてください。
また不規則な生活やたばこ、アルコールなどもなるべく避けたほうが良いでしょう。

まとめ

以上、妊娠前に受けておきたい検査や予防接種をご紹介しました。
まずは自分の身体のことをよく知り、妊娠に向けて整えていくことが大切です。それには検査や予防接種だけでなく、日頃からできる体質改善も大切。万全の準備をして、安心して赤ちゃんをむかえたいですね。

葉酸サプリ比較編集部
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